人の戸田。その原動力は、言うまでもなく社員一人ひとりの「個の力」です。
だからこそ当社では現場でのOJTを主体とした教育で、若いうちから責任のある仕事を任せ、
一人ひとりじっくりと大切に育てていく風土が根付いています。
戸田建設では、新入社員から管理職まで、職種に関わらず全ての社員が自分の能力を高めながら多様なキャリアを実現できるように、研修体系を整備しています。役職に応じたスキルアップはもちろん、中長期的な視点に立って一人ひとりのキャリア構築をサポートします。
入社1年目は、すべての新入社員を対象に行う全体教育と、職種別教育を実施。一部の職種別教育では、静岡県富士宮市の「富士教育訓練センター」で、仮設足場の建て込みや構造鉄筋の組み立てなどを体験し、建設現場での仕事理解を深めます。
「一級建築士」や「1級土木施工管理技士」、TOEICや「建設業経理士1級」など、職種に応じて必要となる資格の取得を会社全体でバックアップ。社内勉強会や対策講義のほか、資格取得のための学費や受験料の支援、報奨金の支給など、手厚いサポートを用意しています。
| 資格名称 | 保有者数(名) |
|---|---|
| 技術士 | 263 |
| 一級建築士 | 1,082 |
| 1級建築施工管理技士 | 1,374 |
| 1級土木施工管理技士 | 1,007 |
| 宅地建物取引士 | 380 |
| 建設業経理士1級 | 98 |
| 建設業経理士2級 | 404 |
| 社会保険労務士 | 12 |
| 博士号 | 20 |
建築技術系の社員は、新入社員研修を経たのち、作業所でのOJTを行い、現場での仕事について理解を深めていただきます。その後は、それぞれの職種に合わせた研修や配属先でのOJT教育により、専門的な知識を習得していただきます。
| 建 築 エ ン ジ ニ ア(施 工 管 理 ) |
入社~ 1年次 |
新入社員研修、富士教育、1年次集合研修(複数回)、作業所OJT |
|---|---|---|
| 2年次 | 2年次集合研修、支店ローテーション研修 | |
| 3年次 | 3年次集合研修 | |
| 4年次 | 4年次集合研修 | |
| 5年次 | 5年次集合研修 | |
| 環 境 設 備 エ ン ジ ニ ア |
入社~ 1年次 |
新入社員研修、1年次集合研修(複数回)、作業所OJT |
| 2年次 | 設備設計研修(1年目後期から2年目前期)※ | |
| 5年次 以降 |
中堅社員研修※ | |
| 積 算 |
入社~ 1年次 |
新入社員研修、富士教育、1年次集合研修(複数回)、作業所OJT |
| 2年次 | 2年次集合研修 | |
| 生 産 設 計 |
入社~ 1年次 |
新入社員研修、生産設計研修※、1年次集合研修(複数回)、作業所OJT |
| 2年次 | 2年次集合研修、生産設計研修(数ヶ月)※ | |
| 3年次 | 生産設計研修※、3年次集合研修 | |
| 設 計 |
入社~ 1年次 |
新入社員研修、1年次集合研修(複数回)、作業所OJT、設計研修(複数回)※ |
| 2年次 | 2年次設計研修※ | |
| 3年次 | 3年次設計研修※ | |
| 5年次 以降 |
9年次設計研修※ |
建築系の新入社員教育では、作業所実習や集合教育(施工図・積算・技術他)を行います。多様な現場を経験してきた社員を講師として、実習形式や座学、自己学習をバランスよく織り交ぜながら、建築施工の基本を学ぶことができます。
集合教育は、年に数回に分散して行うことにより、作業所実習との相乗効果を高めるとともに、同期との絆を深める機会としています。
社員の4人に1人が「一級建築士」の資格を取得している戸田建設では、建築技術系社員にとって欠かせない「一級建築士」の取得に向けて全面的なサポートをしています。2年次のローテーション研修を受験対策強化期間とし、試験に向けた学習に配慮した研修日程を組むとともに、資格取得の専門学校とタイアップした模擬試験や試験前の対策講義など、実践的な研修を実施。また、合格時の一部学費補助や祝金の支給など、資金面の援助も用意。その他の資格についても様々なサポートが整っています。
全国の中堅社員(6年~10年程度)の中から半期ごとに4名程度を選抜し、本社 建築工事技術部で6か月間の実務研修を行います。講義・演習・実務などを通じて、建築施工技術・知識や、日々進歩する建築技術全般への対応能力、現場技術者としての指導力などを修得することにより、将来的に「技術力の核」となり得る社員を育成することを目的とし、1974年以来、継続的に実施している伝統の制度です。具体的には、各専門工事の担当者の下で実働14日程度のOJT教育のほか、BIMを用いた工程計画、技術研究所での教育、工場視察、製品検査や実大性能試験の立会等を行います。
「若い内から現場の核となる工事主任・作業所長の育成」を目指す土木系社員の人財育成は、現場でのOJTが中心。年次教育や各支店別の教育に力を入れ、本社・支店が連携して社員の教育をサポートし、技術・メンタルの両面から成長を後押しします。
| 入社~ 1年次 |
新入社員研修、富士教育(2回)、1年次集合研修 |
|---|---|
| 2年次 | 2年次集合研修 |
| 4年次 | 1級土木施工管理技士2次試験対策講習、1級土木施工管理技士2次添削指導 |
| 5年次 | 若手社員教育 |
| 6年次 以降 |
中堅社員教育、次期所長教育 |
入社時には、約1か月間の研修を行い、秋にも集合研修を実施。主に、施工管理ソフトやCAD演習などを行います。富士研修では、測量実習や特別教育取得、コンクリート実習を実施しています。
地域により異なる環境や気候、気象条件を相手にする土木の仕事は、求められる知識や用いられる工法も、各作業所によって異なるもの。そのため、会社全体で実施する研修では目が行き届かない部分を、支店別教育の場で細かくフォローしています。また、若手の内は普段の業務で触れる機会の少ない原価マネジメントを学ぶ原価管理教育をはじめ、すべての現場マネジメントの基本となる安全教育や積算ソフトを使った演習など、より現場に即した様々な教育を行なっています。
年次教育を通じては、施工管理・工程管理・技術計算といった、実際の業務で必要となる技術の基礎を学びます。さらに、選抜で中堅社員教育、次期所長教育を実施しており、「官積算」、「原価管理」、「安全管理」を学ぶことにより、現場監理者及び作業所長として必要な資質を習得します。また、作業所長向けの研修を実施しており、支援体制を整えております。
土木系社員にとって必要不可欠な「1級土木施工管理技士」資格の取得を支援するため、受験者への対策講義や外部講師や資格保有者による経験記述問題の添削を行い、バックアップします。その結果、1級土木施工管理技士実地試験における当社の合格率は70%(全国平均35%)です。また、技術者としての最高の資格の1つである「技術士」の取得支援についても、外部講師によるセミナーや模擬試験、社内技術士が寄り添うバディ制度、一部学費の補助により、サポートをしています。
作業所でのOJT教育は、若手社員のスキルアップにおいて大きなウエイトを占めています。そのため、 1年次は「OJT管理システム」、2-4年次には「スキルアップチェックシステム」を活用しながら、計画的にOJT教育を進めていきます。具体的には、本人と上長の面談によりスキルアップの目標を定め、PDCAサイクルを回しながら教育を実施します。
事務系職種に従事する社員の多くは、「作業所事務」からキャリアをスタートします。当社の中核である「現場」にて、そこで発生する様々な事象や業務を知り、組織全体のビジネスモデルと、お金の流れなどを学びます。
| 入社~1年次 | 新入社員研修 |
|---|
事務系の新入社員研修では、安全管理や原価管理、建設業法といった、作業所事務に不可欠な専門知識を学びます。あわせて、論点思考研修や建設業経理士の講習を実施し、事務系社員の土台となる基礎知識を習得していただきます。
事務系職種に従事する社員には、3年間のジョブローテーション期間を設けています。はじめに作業所事務として外勤業務を経験した後、適性を考慮したうえで、総務や経理などの内勤業務を経験し教育指導を受けます。ローテーション後は、本人の適性や希望、資格取得状況等も踏まえたうえでキャリア面談を実施し、異動の有無を決定します。また、国内外で自律して活躍できる社員育成を目的に、JICA連携派遣を活用した2年間の海外派遣制度をご用意しております。希望者の中から選抜で派遣を行っております。
事務系職種の社員については、入社3年間で建設業経理士2級に加えて、当社で定めている取得目標資格の中から、2つ以上の資格を取得することを目標として設定しています。上記と合わせて、入社4年間で4つの資格保持を目標として設定し、それに向けた様々なフォローや取り組みを行なっています。テキストや模擬問題の配布、各部門、支店での勉強会開催等の資格試験までの支援はもちろん、資格合格時には受験料や登録料、取得にかかる一部学費や祝い金等の支給も行ないます。また、上記資格のみに限らず、その他の資格についても充実のサポート体制を用意しています。社員一人ひとりが自身の希望と適性を見極め、目標とするキャリアに合わせた資格や知識を習得するために、会社全体がバックアップを行なっています。