開削・造成技術 AWARD-Demi工法
概要
AWARD-Demi(AWARD-Deep-mixing)工法は、気泡掘削工法を深層地盤改良工法に適用したものであり、地盤を掘削する際に微細な気泡を添加することで掘削土の流動性と遮水性が向上し、従来工法と比べて加水量を低減できることから固化材料の低減や排泥土量削減の効果が期待できます。


気泡掘削工法による深層地盤改良状況
メリット
- 加水量が減るので、固化材の添加量を低減することができます。
- 流動性、混練性の向上により、改良体の品質が向上します。
- 気泡を消泡させることで、排泥土量を低減することができます。
- 産廃運搬車両の削減により、CO2排出量の低減が図れます。
- 固化材料費、産廃処分費の削減により、コストの低減が図れます。
特徴
微細気泡の添加
掘削時に気泡と水を注入し、地山と混合撹拌することで気泡混合土を形成します。気泡は80~120μmの微細な粒径です。


気泡のベアリング効果
掘削時、土粒子間に微細気泡が混入してベアリングの役割を果たし、流動性が増加します。

消泡による減量化
引上げ時に固化材とともに消泡剤を添加することで、気泡混合土中の気泡は集積・浮上して消泡、減量化します。


関連する実績
- 関東地方整備局 さがみ縦貫道三栗山地区改良工事
論文
- 気泡を用いた地盤改良工法(AWARD-Demi工法)の開発、戸田建設技術研究報告第38号(2012年)
- AWARD-Demi 工法の開発(その1:工法概要)、土木学会第67回年次学術講演、第6部門(2012年)
- AWARD-Demi 工法の開発(その2:施工試験概要)、土木学会第67回年次学術講演、第6部門(2012年)
- AWARD-Demi 工法の開発(その3:施工試験結果)、土木学会第67回年次学術講演、第6部門(2012年)
- 気泡掘削による深層混合処理工法(AWARD-Demi工法)、基礎工(2014年)