快適な室内環境を構築する技術 システム巾木M
概要
床衝撃音低減に効果を発揮

重量床衝撃音の増幅を抑制するため、床下の圧縮された空気が室内に抜けるよう、巾木の下に隙間を設ける工法がありますが、この隙間を意匠的に敬遠し、塞いでしまうケースが少なくありません。
「システム巾木M」は、隙間を隠しながら床下の空気を室内に抜くことができる、騒音低減に効果のある巾木です。
メリット

場合と比較した床衝撃音レベルの相対値
パッキン付き巾木は、フローリングと巾木の隙間を2mm空けて施工した場合と比べ、重量床衝撃音レベルが約3dB増幅していますが、システム巾木Mでは約1dBの低減となっています。この4dBの差は、床のコンクリート厚さを約30mm※1 厚くするのと同程度の効果です。これにより、床衝撃音レベルが1ランク※2 変わる場合もあります。
- ※1梁やスラブの剛性などの条件で多少変わる可能性があります。
- ※2基準の床仕様からの床衝撃音(63Hz帯域)低減量。床衝撃音の遮音等級のランクは5dB刻みで設定されます。
特徴
- 重量床衝撃音低減
- モヘヤ材の部分が空気の通り道となり、衝撃によって振動する床下の空気が室内を逃がすことができるため、重量床衝撃音が大きくなりません。
- 見た目もすっきり
- モヘヤ材が巾木と床の間のすき間を隠してくれるため、意匠的にもすっきりと納まります。
- 豊富なラインナップ
- 巾木の素材は木製、樹脂製をラインナップしました。どちらも基本色の他に、ツートンカラーや指定柄にも対応できます。コーナー部は4パターンご用意しました。



関連する実績
- マンション
- 学校
- 幼稚園
- 保育園
- 病院
- フィットネススタジオ
特許・認定・認証
特開2012-197601
実用新案登録番号「第3168232号」
意匠登録「第1426160号」